← 上部に後からSUGOI-neを入れて膨張したもの
← 鉢底にSUGOI-neいれて膨張したもの
異質な膨張のため毛細管現象が遮断する

 ランの根は自分の好きなところに向って伸びてゆく。
 水ゴケの場合は固さが難しい。
 近頃は水ゴケが高価になったためか、軟らか過ぎる!!
 3年目になって変質してくると、軟植えの場合は特に毛細管現象が劣変する。
 乾燥させても上だけ乾燥して、下がジクジクとなる。
 根腐れが・・・・起こる。
 
 ランを作れば作るほど難しくなる!!
 水ゴケ植えの宿命である。
 
 水ゴケにカトレアは自生していない。
 パフィオは自生していない。
 ファレは自生していない。

 考えてみれば、ラン菌が生息しないコンポスト。
 難しいのは至極当然かもしれない!!


 

 SUGOI-neは膨張する。
 この作用で素焼鉢にピタリと密着する。
 SUGOI-neは絶妙な毛細管現象をもつ。
 この密着によって素焼鉢の全体から蒸発する。
 これまでのコンポストでは考えられなかった蒸発。
 逆にいえば・・・乾燥が激しい!!

 ランは乾燥では死なない!!
 SUGOI-ne植えではよほどのことがない限り、
 多湿にならないから根腐れは起きない。
 多湿より、乾燥に注意が必要である。

 素焼鉢に植えて、マメに潅水できる人は最高に出来る。
 手抜きをする人は素焼鉢は止めたほうがよい!!
 乾燥しにくいポリ鉢が無難である。
 SUGOI-neを水につけて・・・ドロドロにして使う

 SUGOI-neはこのような使い方もできる。
 SUGOI-neは製造するとき細胞壁を破壊しているのので、
 水につけると丁度「吸水紙」と同じようになる。
 ティッシュペーパーを水に浸けたときと同じになる。
 「紙漉き」するときのようにドロドロに近い状態になる。

 これを丁度「水ゴケ」を搾るようにして「団子状」にすると・・・・
 SUGOI-neに含んでいるペクチンが糊のような働きをして、乾燥させると固まる。
                             
                             団子にして乾燥させ固まったものを、
                             1  砕いて・・・・植える方法。
                             2  砕いたものとSUGOI-neを適宜に混合して植える方法がある。
     
                             野性蘭などで・・・丁寧に植えたい方は、2の方法がいいかもしれない。


                            SUGOI-ne1号にはスゴイ植物活性物質があるので、
                            捨てるのはモッタイナイですので、他の植物の根元にマルチすればよい。
                            クレマチス、椿、ツツジ、アセビ、ブルーベリー、クンシラン、
                            月下美人、アナナス・・・・野性蘭。

植える速さとSUGOI-ne。

 プロの大栽培では、植え替えのスピードは
 人件費、適期の植え替えなどから極めて重要である。
 弊社では毎年約60000鉢の植え替えであるが、
 これを適期に行なうことは出来なかった!!
 SUGOI-neは一年中植え替え出来る。
 毎日300鉢、200日で60000鉢の植え替えは出来た!!
 SUGOI-neの開発は・・・こういう意味である。


余談
 ご趣味の人の中には、SUGOI-neのパンフを見て、
 植えるスピードが10倍を・・・・アレコレ言う者がいる。
 そういうものを・・・・・「重箱の隅を針でつつく」・・・・という。
 そういう人はランつくりで大成しない。
 なぜなら・・・本質を見抜く目を持たないから・・・・。
 20鉢、100鉢・・・
 楽しんで植え替えすればいいこと!!

 今まで水ゴケで植えていたいたものをSUGOI-neに変換するとき、
 手間がかかるのは当たり前のこと。
 イイ女と再婚するとき・・・・前の悪女の妻と別れるには・・・・時間とカネと手間がかかる!!
 今は、この表現でなくて・・・・
 熟年離婚。
 つまらない亭主と別れて・・・・これからの人生・・・女はそう思う時代になった!!
 つまらない亭主は・・・これまでの「コンポスト」。
 これからのラン作りは・・・・SUGOI-ne!!
 人生・・・ラン作り・・・やり直す。
 あの人・・・SUGOI-ne。スゴイネ!!
 
 そんなことまで宇井清太は説明しなければならない。
 正直・・・シンドイ!!
 
 SUGOI-neのパンフは・・・
 植えた・・・その次の植え替えのスピードを書いている!!
 キミ・・・出来るものなら・・・
 SUGOI-neを超えるものを発明したらイイ!!
 宇井清太はそう・・・いいたくなる。
 SUGOI-neは鉢の形をも変える!!
 Cymbidiumも平鉢で最高に出来る。考えてみれば自生地再現なら 当然のこと。
  どんなランも根は地表近く横に伸びている!
 東洋ランのスンラン、カンランもSUGOI-ne植では、自生地と同じよ うに横に張る!!
 このように、カトレアもパフィオもデンドロも・・・平鉢で大鉢作りが無  造作に出来る。
 ラン展はSUGOI-ne植えの大鉢が主役になるだろう。
 栽培の平準化がSUGOI-ne開発の最大の理念である!!
60cmカゴに植えた10年株分けしない
シンビの大株。
SUGOI-neのカゴ植えは最高に良い。
カトレアなどの大株つくりも可能。
SUGOI-neの基礎知識
      素晴らしい根張りを作るには・・・・
 上の写真はCymbidium を45cm鉢に植えたもの。
 この植え方の鉢に種を蒔いて発芽に成功した!!
 このように山盛りに植えるとどんな蘭も大鉢栽培が出来る!!
 表面をSUGOI-neを砕いて粉にして・・・・形を整える少し抑える。
 このようにすると潅水でも大丈夫。
 粉にして表面を覆っても・・・・絶妙な毛細管現象でスー・・・・と水が染み込む!!
 それで・・・小さな発芽した苗も育つ。
 大株も見事に育つ
 
 深い鉢は無用。
 平鉢を用いて「山盛り」にする。
 素晴らしい生育になる。
 ウオータースペースなど無用である。
 こんな大きい鉢に小さな芽が出て伸びる!!
 オーバーポットなどSUGOI-neにはない!!

 SUGOI-ne で植えるとき、これまでの鉢より一回り大きい鉢が良い!!

  
  蘭展に大株を出したい人は、今からでもこの植え方をしたらいい。
  来年の蘭展までに素晴らしい鉢になる。
  夏やっても大丈夫!!
  お奨め・・・・
  これがSUGOI-neの独壇場!!
SUGOI-neでの大鉢植えは?
シンビ、オンシ、デンドロ、オドント
コチョウランなどの育苗も少し柔らかいほうが生育は良い
少し柔らかに植える方法。
   SUGOI-neの固さは・・・自由自在に出来る!!



 半分のSUGOI-neを数時間から半日水に浸ける。
 丁度ご飯を炊くときの水加減である。
 バケツなどにSUGOI-neを入れ水を注いでSUGOI-neの上5cm程度入れる。
 
 
この90%程度膨張したものと乾燥したままのSUGOI-ne を1:1の割合で混合する。
 2:1・・・・.3:1・・・・4:1と変化させることによって固さは自由自在に調節できる。
 

 この割合はご自分で研究していただきたい。
 しかし、軟く植えるほど栽培は難しくなる。鉢に乾湿のムラが大きくなり、
 生育に大きなムラが生まれる原因になる。
 当然この固さの変化は水保ちに微妙な変化が出てくるので潅水も違ってくる。
 ここでペクチンの勉強が役に立つ。
 どれぐらいのとき「ペクチン」が発現するのか。
 それを身につけるには・・・観察よりほかにない。
 鉢の中だから解からない?
 そんなバカな質問はしないこと。
 一鉢、二鉢を犠牲にして・・・・調べればよいこと!!
 ポリ鉢なら・・・・これが簡単に出来る。

 これさえ覚えれば・・・・素焼きだろうが、プラ鉢だろうが何でも出来るようになる。
 「ペクチンが出たら潅水」だもの。


 SUGOI-neを軟らかに植えると通気性が悪くなる。
 水を含み過ぎるからである。
 固く植える(基本どうり)と通気性が悪いと考えるのは大きな誤りである。
 この固さのSUGOI-neに好気性のラン菌が繁殖するということは、充分な酸素があるという証明である。
 アツモリソウ、クマガイソウ、チドリ類、ツレサギソウ
 ような野性蘭も・・・
 軽石、赤玉にSUGOI-neを30%ミックス
 マスデバリアのような雲霧地帯の小型らんは、
 根の細いものが多いが、このような原種は、
 ポリ鉢、プラ鉢で少し柔らかく植えると素晴らしい生育をする。
以上のように、SUGOI-neは乾燥したままポロポロ鉢に入れ・・・潅水・・・膨張で、
充分素晴らしい生育するように開発したコンポストである。
ただ、あまり丁寧に詰め込むと固くなり過ぎる!!
根の間に隙間がある位が丁度良い。
40%も膨張するから・・・・少々の隙間は埋め尽くす。
ポロポロ入れて・・・トントン・・・・落ち着かせる程度がベスト!!
猛烈に植えるスピードが上がる!!
水ゴケ植えの10倍!!
これが蘭栽培のプロ中のプロの・・・・5000坪、20万株蘭園宇井清太の発想である。
ご趣味の人のような植え方をしていたら・・・・経営はできない!!

完璧に作り上げたSUGOI-neに・・・・アレコレ・・・・細工できるのは・・・
面積も、鉢数も・・・・少ない人だから出来ること。
趣味なら・・・経営でないから、アレコレ失敗も工夫も楽しみだから・・・やればイイ。
でも、上手く出来ないのは・・・SUGOI-neが原因ではない。

蘭つくりの特質として・・・・私もだが・・・人の言うこと素直に聞けない。
一ひねり・・・したくなる。
我流を入れたがる。

我流その1
  軽石、鹿沼とのミックス。
我流その2
  植えた直後、水ゴケのように乾燥させる。
我流その3
  水に浸けて膨張させ柔らかく植える。
我流その4
  鉢底に軽石、鉢かけ、発泡プラスチックを入れる
我流その4
  腰高鉢に植える。
我流その5
  鉢底にミズゴケを入れてそれからSUGOI-neを入れる。
  膨張後に底穴からミズゴケを取る。
我流その6
  鉢の植えにミズゴケを敷く。

色々ご研究いただきたい。 こういうことは開発する段階で当然考えることで、
「想定内」のこと。宇井清太の5000坪、20万株のラン栽培でやるのと、
趣味で・・・・やるのとでは根本から異なる。
趣味のラン栽培なら・・・アレコレ行うのも楽しみ、失敗も楽しみだから・・・
でも、その結果はSUGOI-neが原因ではない!!

これはペクチンの機能を知らない人で、
潅水は人の性格で、癖で・・・・水やり多い人、少ない人。
この癖は・・・・生涯直らない!!
でもペクチンのこと知れば・・・・臨機応変に出来る!!
この臨機応変が出来れば・・・・名人の域かもしれない。


 基本は、自生地の枯れ落ち葉の湿度である。
  鉢全体が同じ固さでなければならない。

 
 左の写真は、Cymbidium のフラスコCp苗をSUGOI-ne1号で寄植えしたもの。
 葉の長さ1cmの小さな苗を高植えにしたもの。

 フウランのような植え方であるが、非常に良く育つ。
 この植え方はポリ鉢に90%乾燥したSUGOI-neを入れる。
 その上に水に浸けた100%膨張したSUGOI-neを細かく砕いて
 粉状にしたものを入れて、鉢と平にする。潅水すると膨張して
 盛り上がりこの状態になる。

 それにCP苗を植えると・・・・この状態の姿になる。
 絶妙の毛細管現象は・・・・このような植え方でも水が染み込む。
 水が流れることはない!!
 ウオータースペースは必要ない!!

 SUGOI-neは「粉」になっても大丈夫である。
 上の写真はCymbidiumを60×30cmのカゴにSUGOI-ne1号で植え1年後の根。
 SUGOI-ne1号は表面が砕けて粉状になるから、嫌う人いるが、それはバーク、
 軽石の経験からのこと。
 ランの根はSUGOI-ne1号の粉状になったところを非常に好む。
 ものすごい根張りになる。
 外に逃げ出さない。この表面に根が横に伸びた状態こそ自生地の伸び方。
 露根・・・・露出した根だから露根ではない。
 露・・・・・を吸う根だから露根
 乾期に夜露を吸うための根である。

 同じCymでも東洋蘭界は・・・・・軽石、細長い鉢。
 下に根を伸ばす。
 自然の理から反する作り方である。
 よほどの達人でないと軽石では露根は伸びない。
 そこで・・・表面に水ゴケなどを乗せて工夫することになる。
 でも、そんなところにカンラン、シュンランは自生していない!!

 SUGOI-neが自生地再現するというのはこの写真で理解出来よう。
なぜ、SUGOI-neはこのような根張りをするのか?
 
この答えは簡単である。
 ランは菌根植物。
 ラン菌と共生した根は太い!
 蘭の根の柔組織(スポンジ)の固さ、毛細管現象と、SUGOI-neが膨張した固さ、毛細管現象が同じになるかである。
 蘭の根は一般の植物の根とは吸水機構が異なる。極度に発達した柔組織(スポンジ)をもち、水の貯蔵庫にしている
 ものが多い。パフィオ、野性蘭の地生蘭でも、着生蘭ほどでないにしても、柔組織(スポンジ)を持っている。

 蘭の根の固さを調べたことありますか?
  蘭の根は固い!!
  パンジーやキャベツの根と比較してみるといい。
  この根の固さを知らないと・・・・SUGOI-neの膨張の意味が理解できない。
  蘭の根の柔組織(スポンジ)に100%水が入った膨圧の固さ。
  この固さを理解するには・・・・男なら理解出来る。
  簡単に言えば・・・・オチンチンが・・・・勃起したときの固さである!!
  この固さを・・・・女の人は・・・・感覚的に・・・SUGOI-neという!!
  生物のDNAには・・・このような元気の印を感覚的に生理的に感ずる第六感がある。
  水分が無くなって萎れた状態を・・・・元気がイイとか・・・・SUGOI-neとは決して言わない。
  別な表現では・・・正座したときの太腿の固さである。
  細長いゴム風船が・・・・ピンと立つ・・・・あの固さである。
  以上で・・・・SUGOI-neと命名した理由が解かっていただけたと思う。



 この固さを、ラン栽培をこれまで行ってきた人は・・・違和感を持つ。
 なぜか?
 人から習ったから・・・・
 本で見たから・・・・
 皆・・・・そうしているから・・・・
 なんとなく・・・・
 水ゴケが高くなったから・・・・
 柔らかいと・・・・排水がいいから・・・・
 軽石、バークは粒だから・・・・排水がイイから・・・

 つまり、どんなコンポストも、蘭の根の固さと同じには出来なかった!!
 例えば水ゴケで根の固さにしようとすれば・・・・これは大変なことであるし、
 大量使わなければならないし、肩はコル、腱鞘炎にはなる。

 毛細管現象から考えられたのが水ゴケ。
 第2次世界大戦ではドイツでは脱脂綿の変わりに「水ゴケ」を使った!!
 これも毛細管現象の利用。
 ヤシの実の繊維、杉皮の繊維。
 下着は「綿」。これも同じ理由。
 
 いづれも・・・・毛細管現象からの発想だが・・・根の固さには植えられない。
 だから水の流れがスムースに行われないので、間隙で通水は遮断される。
 アイスクリームの天婦羅。
 熱伝導と毛細管現象は似ている。異なる材質では熱伝導は遮断される。
 この通水の遮断が多湿につながり・・・根腐れ。
 鉢底にアレコレ細工しても・・・・根とコンポストの「密着性」の問題だから意味はない。
 つまり、蘭を鉢に植えてから何百年は・・・
 根の毛細管現象とコンポストの毛細管現象の不一致に悩まされてきた歴史。
 これまで誰も解決したものはいない!!
 SUGOI-neは見事にそれを解決した。

 SUGOi-neが蘭界100年に一つ大発明と言うのは・・・・そういう意味。

 排水、保水を考えると、ここに土壌学の知識が出てくる。
 「団粒構造」。
 これから発展させたものが・・・・軽石、砕石、炭、赤玉、セラミック、パーライト・・・・
 こういうコンポストは・・・・夏の栄養生長期間は使える。
 なぜなら、これらのコンポストは「詰め物」だから。
 株をぐらぐらさせないための「パッキング」。
 蘭は自立している。
 ちゃんと水の「貯蔵庫」を根に持っている。
 蘭は軽石の水を吸っているのではない!!
 一般の植物が鉢の用土の水分を吸収しているのとは・・・・生き方が異なる。
 バンダを見れば解かるだろう。



コンポストの固さ材質は、
以上のように毛細管現象、排水、保水、そしてパッキングの役目を同時に要求される。
それに加えて、雨期、乾期、四季の変化に対応し、更に・・・PH、肥料の緩衝作用、
更に・・・蘭菌が喜ぶ・・・・ことが要求される。

この条件は簡単なようであるが、
前記したように、これまで世界の誰も手にした者はいない。
考えられるあらゆる素材は実験されてきた。
こういう至難なことを具備した場所が・・・・非常に限られた場所が蘭の自生地である!!
だから、多くのランの自生地は非常に限られた地域である。
それを拉致して・・・・適当に考えたコンポストで植えるから問題が起きた。
その問題の技術を解説したのが「ラン書」である!!
おびただしいラン書が発行された。
だが・・・・今もって・・・・蘭は難しい。
間違いだらけなのかも知れない・・・・蘭から見れば。

SUGOI-neを使えば・・・・固さに違和感を感じる。
それは・・・これまでのコンポストの経験での違和感である!!
蘭は・・・やっと・・・最高の固さに・・・・喜んでいるかもしれないのに!!
前例、固定観念、慣習とは怖いものである。
それで、政治も、行政も、蘭作りも・・・・改革できない。
人力車の運転技術で自動車の運転は出来ない。
これと同じことがSUGOI-neでも起こる。
全く別な乗り物だもの・・・SUGOI-neは。



このSUGOI-neの固さと蘭の種類による違いはあるのですか?
 蘭の根の固さに大きな違いはない。
 「膨張圧」。
 ランの根には髄柱のような木質の維菅束はないから、
 殆ど細胞の膨張圧の固さである。
 パフィオ、エビネの根も、シンビ、コチョウランの根も殆ど同じ。
 異なるのはスポンジの厚さ、水の貯蔵庫の堆積。
 保水している腐植の中に張る根と・・・・空中に張る根・・・当然異なる。


 
















地生ランのエビネ、パフィオの根も写真のように着生ランの気根よりは
柔組織が発達していないので細いが、柔らかくはない!!
私達は根が細いと・・・根が柔らかく弱いと考えがちですが、それは誤りである。
根と言うのはそんなにひ弱なものではない。
岩石、コンクリートの裂いて伸びる。
根性大根を見よ。
松島の松を見よ。

ランつくりのベテランほど誤りやすい!!
SUGOI-neで植える場合、根の細い種類は柔らかくしないと・・・・ダメでないか?
これまでの水ゴケ、ミックスが柔らかすぎたのだ。
だからランは嫌って・・・・外に逃げ出した!!
SUGOI-ne植えでは逃げ出さない。



















上の写真はオンシをSUGOI-ne1号で植えたものであるが、乾燥したSUGOI-neで
 そのまま基本どおり植えたものである。
 素焼き鉢なので、ポリ鉢より相当固いが、ペクチンのところで説明したような潅水で、
 オンシの根は水ゴケのように逃げ出さない。
 SUGOI-neに向って伸びてゆく!!
 根というのは自然では・・・・より良いところを探して伸びてゆくものなのだ!!


                    

 
  蘭作りなら、誰でもこのような根張りをしたいものだ!!
  だが・・・なかなか出来ない。
  SUGOI-neなら無造作に出来る・・・・誰でも!!
  それがSUGOI-neのスゴサだ。

  これはCymbidiumをポリ鉢に一年前にSUGOI-ne1号で植えたもの。

 ポリ鉢。
 SUGOI-ne1号を乾燥状態のまま・・・ぽろぽろ鉢の高さの6割入れ
                       潅水しただけ。
 鉢底からSUGOI-ne単用、何も入れない。
    ナメクジが入る隙間もない。

 ポリ鉢は少し伸びるので、SUGOI-neの膨張で丁度良い固さになり、
 これが絶妙の毛細管現象を作り出す。
はじめに


  SUGOI-neは宇井清太が開発したものである。
  SUGOI-neの使用法には基本のマニュアルがある。
  ラン菌による炭素循環を鉢内に構築するために厳守しなければならないマニュアルである。
  その条件として「固さ」がある。
  正座したときの太腿の固さである。
  この固さのとき絶妙の毛細管現象とラン菌の繁殖が行われるからである。
  充分空気が通る固さである。

  ところが、この固さを誤解している人がいる。
  そういう人は、オシボリよりも乾燥させてSUGOI-neを硬化させたり、
  雑菌を繁殖させたりした人である。
  オシボリの湿度で、根を潰す、根が伸びられないなどということは考えられない。
  
  一番失敗の元は・・・次のように植えた人である。
  鉢底を軟らかに植えた人。
   次ぎように教えた人がいるようです・
    鉢底に1,2cmSUGOI-neを入れる。
    水に浸ける。
    膨張する。
    株を入れる。
    ポロポロSUGOI-neを入れる。
    潅水。
    膨張させる。
  このようにすると、鉢底が柔らかく植えられる。

  この植え方では100%失敗する!!
  絶対やってはならない植え方を教えた人がいる。
  全員大失敗。
  この人は毛細管現象を知らない。
  鉢底の水が上昇できないために、鉢底が何時もビジョビジョになる。

  SUGOI-neの層に違いが出るために、毛細管現象が
  鉢底と上部との間に乖離が出て、水が停滞するからである!
  
   








  こういうことを絶対にしてはならない。
 
SUGOI-neの膨張と固さについて。
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